反物質Ⅲ 反物質Ⅲ 終章 残された火種
男鹿の水面は、翌朝には何もなかったように静かだった。観測施設の外では、濡れた機材が並べられている。夜通し動いた発電機は止まり、作業員たちの声も低い。大きな爆発は起きなかった。町に被害も出なかった。ニュースに出せるような事件は、ほとんど何も残...
反物質Ⅲ
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